2014 新英研(新英語教育研究会)関東ブロック研究集会(神奈川)

期   日: 2014年1月5日(日)10:15~17:00

会   場: 横浜市社会福祉センター(8階会議室)

横浜市中区桜木町 1-1

JR 京浜東北・根岸線 / 横浜市営地下鉄(ブルーライン) 桜木町駅下車 2 分

内   容・日程:

  9:40 受付

10:15 開会式(大会議室8A・8B)

10:30 実践報告・ワークショップ(吉牟田)

12:00 昼食、バザール

13:00 講演(斎藤)

15:00 休憩、移動

15:15 分科会(2会場 中学校:8A・8B 高校:8F) 16:45 分科会終了

実践報告・ワークショップ:

吉牟田聡美さん(聖学院大学) 「『実践通訳ガイド』ワークショップおよび実践報告」

大学2年生向けの「実践通訳ガイド」という授業の内容をワークショップ形式で報告します。「どう かそこを何とか...」をどういう英語にしますか? ご飯にお箸を立ててはいけない理由をどう英語で 伝えますか? 日本文化では当然のことも海外出身の人にとってはわからない。そのギャップを埋め るために、どういったことが壁になるのかを明確にし、自分の知っているやさしい英語でどう表現するか考えます。

講 演:

斎藤兆史(よしふみ)さん(東京大学大学院教育学研究科教授) 「英語教育の現場に自信を取り戻す」

   昭和後期以来、「使える英語」、「実践的コミュニケーションに役立つ英語」の重要性を声高に唱える 政財界の圧力により、英語教育の現場は混乱し、英語教師たちは自らの教育理念と異なる授業実践を 強いられることが多くなった。昨今では、高等学校学習指導要領における「授業は英語で行うことを 基本とする」との方針や、TOEFL 導入を核とする教育再生実行本部の提言などにより、ますますその 状況は悪化していると言えるであろう。拙話においては、現場の英語教育にできること、できないこ とを明確化し、教師それぞれが英語力の強化を含めた十分な自己研鑽を行っているとの前提の下に、 自信を持って自分の得意技を使うことができるような授業運営を提言したい。

分科会(中学・高校)*同時間帯 / 当日どちらかを選んでご参加下さい。

●「東京から発信する国際交流

~ゲストハウスとの実践とフィリピン旅行~ 」

チーム 若者 in 東京

廣橋 智美さん(品川区八潮学園)

福島 悦子さん(足立区立西新井中学校)

堀 恵美子さん(豊島区立駒込中学校)

   学校の近くのゲストハウスにpeace bookを設置し、生徒たちが外国人観光客とメッセージで交流 した実践を紹介します(廣橋)。また、夏にフィリピンを訪れた際の現地の中高生との交流を紹介します(福島、堀)。東京の若手3人のコラボが実現、気軽に世界とつながる取り組みをレポートします。

●「心を読み解く英語リーディング」

和田 玲さん(都内私立高校)

   近年流行している無機的な技能偏重型の指導によらず、内容重視の授業を追求することで、技能的 にも教育的(人間的成長)にも高い成果を目指したいと考えています。そんな指導実例をワークショ ップ形式でご紹介致します。

参加費: 教員、一般1,500円, 学生500円 (当日の受付でお支払い下さい)

申込み: 当日受付を原則としますが、メールによる事前受付も行います。メールによる 事前申し込みを希望される方は、メールで萩原あてに 1お名前(ふりがな)・2都県名・3勤務先名をお知らせ下さい。 件名を「関東ブロック集会参加申し込み」として下さい。

問合せ :新英語教育研究会神奈川支部事務局 萩原一郎

交    通:JR桜木町駅の改札を出たら右に進み、横断歩道を3つ渡ってください。

地下道を 利用する場合は、「出口西」を利用してください。

*研修会後17時30分より、懇親会を行います。どなたでも参加できます。